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スポーツ×ヘルスケア×北海道をテーマにハッカソン!

昨今、オープンデータやシビックテックなど、地域×IoTの模索と連携が進んでいます。
都市ほどのリソースがない場所こそIoTの力が求められている一方、最新の情報や人の流動性が低い地方では、そういった機会を作りにくいのが現状です。
2018年11月17~18日、東京大学駒場第二キャンパスにおいて、名寄市が総合計画の重点テーマとしても掲げている「冬季スポーツ」をキーワードに、ハッカソンを開催しました。

福祉・医療系大学の名寄大学、北海道北部最大級の総合病院でもある名寄市立病院を有する名寄市の特性を活かし、単なる「スポーツ」だけではなく「ヘルスケア」もテーマの一つとして設けました。スポーツテックの世界は、この数年で急成長中です。地域の具体的な課題と掛け合わせながら、新しい価値を生み出すこの会に、8名がエントリーしてくれました。
優勝特典はなんと「名寄で開催されるハッカソンのご招待(=東京~名寄間の交通費)」!

4つのチームが生まれ&会場を貸してくださった小俣さんも参戦してくださって5つのプレゼンで競い合いました。

本ハッカソンで提示された主なテーマ

1、ウインタースポーツ向けのアスリート育成
蓄積されたデータを利活用してアスリート向けに役立つ仕組み

2、スポーツのアドバイスをしやすくする
各地・人からの運動にまつわる情報を集めて名寄市にフィードバックする仕組み

3、市民ヘルスケア向上(健康寿命の向上)
オープンデータやアプリを利用して市民が健康促進に自然と&好んで取り組む仕組み

※本イベントは「アーバンデータチャレンジ(UDC)」の一環で、地域課題の解決を目的に、地方自治体を中心とする公共データを活用した年間のイベント開催を伴う一般参加型コンテストです。

優勝チームは「クロカンパスポート」!

地方からクロスカントリーをしに名寄を訪れたときに、コースの除雪・整備がされてなく、5時間かけていったのに滑れなかったという実体験から生まれたアイデア(名寄はそのとき、たまたま除雪機が故障していたのでした…)。

・気温、圧接状況、天気が一目でわかるようにする。
・寒すぎる時には気を付けて、紫外線の強さ、圧雪状況によって色を分けて、滑るのに適した日とそうでない日が一目でわかる。
・データ入力はエクセルの手入力か音声入力で連動させるようにする。

開発者の水野さんはその後も開発と名寄の関係者へのヒアリングを重ねて、実装化へ向けて準備中です。

名寄賞は、健保チームの「スマート健保」

「LINEほけん」やAIで行動分析して自分だけの保険が作れるサービスなどの市民全員の台頭と、名寄の健康増進や医療費削減、健康に関心の高い方の移住を促すという目的を掛け合わせて生まれた「スマートけんぽ」。

市民全員にスマートウォッチを支給して運動・食事・睡眠をスコア記録し、
・集まった情報を活用してAIによる病気予防・健康アドバイスを提供。
・スマートスピーカーとの連携で継続的なサポート(ランキングやSNS連動も)。
・心拍数などの読み取りから活動を把握し「あなたの今の保険料」が見える。かつその情報を市がリアルで見えたりデータを蓄積して、将来的には市民の健康・スポーツ施策へも展開できるようにする。
してくれるというアイデア。

アレクサを活用して、家でできる体操、座ったままできる体操をインストラクションしてくれるデモ版を作ってくれました。毎日続けることが難しい運動も、Alexaがコーチングして励ましてくれる。

■おへや体操
https://www.amazon.co.jp/dp/B07LGQWRMZ/

■こしかけ体操
https://www.amazon.co.jp/dp/B07LG25M54/

観光×ヘルスケア×インバウンド! 山口チーム

名寄の冬・雪の景観と、空気の美しさを前面に押し出して、健康をテーマに旅をする中国人の富裕層に向けてヘルスケア観光の提案をしていく。中国の大気汚染から逃れる「洗肺」旅行が中国人富裕層の中で注目されている中、北海道は絶好な旅行先となり、さらにそこから名寄まで足を延ばしてもらうために、名寄の良さをきちんと伝えていく。

そのためには「北海道いいですよ」だけでなくきちんと数字で示すことが重要。写真から景観の美しさをスコアリングし、名寄と海外のベストリゾートとが比較できる。

また、アスリートのデータから滞在中のヘルスケア・トレーニングのサポートが行える情報を整理し提供していく。

ガーミンを使ったコーチングへの足掛かり 五十嵐チーム

ガーミンを使ったコーチングを容易にしていくために、まずは現在のコーチングを見える化するためのラベル(アクシデントやアドバイスしたいポイントをチェック入力できるようにする)を書きこむ。将来的にはそれを蓄積させ機械学習させて、適切なアドバイスができるようにアラートなどがでるようにする。

メンタル・フィジカル、基礎トレーニング中、クロカン中、それぞれの状況でどんなアドバイスをしたかを残していくことになると思うが、今回はクロスカントリーやランニング中のガーミンのデータからQGISを使ってラベルをつけていった。

雪かき・雪下ろしマイニング 小俣チーム

雪かきをすることによってポイントがたまる。楽しみなたら雪かきをして、運動不足解消&共助でみんなが幸せになるしくみ。

・cromのブラウザを使って、街中をイングレスのような形で「雪かきしてほしい」ポータルを発掘し、雪かきしていく。
・心拍数と連動して運動効果を見える化&ポイント加算化。除雪ライフログ化へ
・ゲーミフィケーションでたくさん雪かきした人が「いいね!」される
・除雪できない人がポイントやお金などを「投げ銭」できる

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

<主催>
UDC2018道北、(株)DKdo、なにいろ工房(名寄市)
<共催>
アーバンデータチャレンジ2018実行委員会

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