【Nスポーツ人】村中 虹介さん(スノーボード)
Profile No.5
<スノーボード>
村中 虹介 (むらなか・こうすけ)
名寄高等学校 1年
名寄高校の村中さんはスノーボードを始めたのは小学校1年生の時。小学生のころから全国大会で優勝するなど注目され、2016年は全日本スノーボード選手権スロープスタイルジュニア男子の部で優勝。現在も全国大会に出場するジュニアアスリートで、今シーズンも全日本スノーボード選手権大会の全国大会への出場が決まりました。
名寄のピヤシリスキー場を拠点に練習し、パウダースノーで華麗なジャンプを見せてくれる村中さんにお話しを伺いました。
― スノーボードを始めたきっかけを教えてください。
始めたのは小学校1年生のときです。ピヤシリスキー場にいるスノーボーダーのお兄さんたちがかっこよくて、憧れてはじめました。小学校4年生から稚内のSEAMOREというチームに所属していますが、それまでは独学で滑っていて、たまに教えてもらう、という感じでした。現在もピヤシリスキー場が練習の拠点です。基本的には一人で練習していますが、時々先輩ライダーさんにアドバイスをもらったりしています。
― 1シーズンでどれくらいの大会に出場するんでしょうか?
大体7つくらいでしょうか。前シーズンは全日本スノーボード選手権大会で7位でした。今シーズンは、地区大会で優勝し、新潟で開催される全国大会に出場したいです。
地区大会は名寄で開催されることもあるのですが、その時には、小さなころからお世話になっているスノーボーダーのみなさんに応援してもらったり、声をかけてもらえるのでうれしいです。
― スノーボードの魅力はどんなところにありますか?
やる側からすると、日常生活では味わえないジャンプの浮遊感や景色です。見る側からすると、人それぞれスタイルが違うので、それぞれのかっこよさが見られるところでしょうか。僕はグラブ(ジャンプの際にスノーボードの板をつかむ)だけでなく、脚の伸ばし方なども意識して、さまざまな見せ方を研究して練習しています。
― 将来の目標はありますか?
僕はピヤシリにいるお兄さんたちに憧れて始めたので、僕自身も子どもたちにかっこいいと思ってもらって、スノーボードを始めるきっかけをつくれればいいなと思っています。
■ 村中さんのある日のトレーニング ■
ピヤシリスキー場を拠点に、基本的には一人で。学校の友人がいたりすると一緒に滑ったりすることも。
・ 学校が休みの日やナイター中心に、休みの日は昼頃から20:30ころまで練習する。
・ 今シーズンは雪の影響でジャンプ台が小さかったので基礎を中心に。低回転や高さを出す練習を。
・ ジャンプの際にしっかり板をつかむことや、ジャンプで抜けるときに最後まで我慢して持ちこたえることなどを意識しながら、20~30本くらい滑る。